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徒歩で1時間の距離は自転車でどれくらいで行ける?計算方法とそのメリットやカロリー消費について

徒歩で1時間の距離は自転車でどれくらいで行ける?計算方法とそのメリットやカロリー消費について
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新しい場所へ行く際、どのくらい時間がかかるか気になることはありませんか?

徒歩での所要時間はなんとなくわかっても、自転車だとどれぐらい早く着けるのかは分かりにくいですよね。

実は、歩きと自転車での移動時間を簡単に出す方法があります。この記事では、徒歩1時間分の距離を自転車で移動した場合の時間について説明します。

また、歩きや自転車で移動することのメリットや消費するカロリーに関しても、詳しくご紹介します。

 

徒歩1時間分を自転車で移動すると?

自転車での移動時間を計算する際、覚えておくと便利なルールがあります。

それは、

・徒歩の時間を3で割る

というものです。これにより、徒歩で1時間(60分)かかる距離を自転車で移動すると、約20分で到着できることになります。

しかし、この計算は基本的な目安に過ぎず、信号待ちや坂道など、実際の条件によって時間は変わるため、その点は留意してください。

計算した時間には、少し余裕を見ておくと、移動計画を立てやすくなります。

徒歩から自転車への時間の換算方法

「徒歩の時間を3で割る」という方法で、大まかな移動時間を出すことができますが、実際には個人による差があります。

歩く速度や自転車をこぐ速度は、性別や体型、使用する自転車の種類によっても異なります。

そこで、歩行と自転車走行の平均速度を見てみましょう。

 

日本人の平均歩行速度

日本人の平均歩行速度は、時速約4.8kmから5.4kmとされています。

計算には「時速5km」として考えると、換算しやすくなります。

年齢層で見ると、男性は30~34歳、女性は10~14歳が最速で歩くとされています。

しかし、年齢と共に歩行速度は落ちていき、65歳以上ではピーク時の約半分の速度になることも分かっています。

 

自転車のタイプ別走行速度の概要

自転車によって速度は大きく変わります。各タイプの平均速度は次のとおりです。

– シティサイクル(通称ママチャリ)は時速13~19km
– マウンテンバイクとクロスバイクはそれぞれ時速20~25km
– ロードバイクは時速25~30km

街中で信号が多い場所では、どの自転車も平均して時速15km程度となりますが、サイクリングロードのような信号が少ない場所では時速16kmや20kmに達することもあります。

ペースを落としてこぐ人では時速10km程度となることもあります。

従って、街中の平均速度を時速15kmで見積もるのが一般的です。

歩行と自転車の速度を比較すると、

– 歩行の平均速度は時速5km
– 自転車の平均速度は時速15km

これにより、自転車は歩行の「3倍の速さ」で移動できることが明らかになります。

 

歩行と自転車移動の時間換算表

時速5kmの歩行速度と時速15kmの自転車速度を基にして、様々な移動時間を換算することができます。

換算結果を表にすると以下のようになります。

– 1時間30分歩行 → 30分自転車
– 2時間歩行 → 40分自転車
– 2時間30分歩行 → 50分自転車
– 3時間歩行 → 60分自転車
– 3時間30分歩行 → 70分自転車
– 4時間歩行 → 80分自転車

この方法で、さまざまな移動時間を手早く算出することが可能です。

 

不動産広告の「徒歩1時間」基準について

不動産広告でよく見かける「駅まで徒歩〇分」という記述には、実は明確な基準が設けられています。

業界では徒歩1分を80メートルと定義しており、これはハイヒールを履いた女性の歩行速度を基準にしています。

この基準に基づくと、徒歩1時間は

60分×80メートル = 4800メートル(4.8キロメートル)

となり、実際の距離を表します。

この距離から算出される不動産広告の徒歩時間は約19分12秒となり、広告に記載されている時間と大差ないと考えて良いでしょう。

 

状況に応じて変わる、徒歩と自転車での移動時間

徒歩で1時間かかる道のりが、自転車なら大体20分、遅くても30分で到着できるとされています。

しかし、これは常に当てはまるわけではありません。

移動時間に影響を及ぼす外部要因がいくつか存在します。

主な要因には以下のものが挙げられます。

– 当日の気象条件
– 移動を行う時間帯
– 信号機の数や坂道の有無

これらのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

 

当日の気象条件

雨が降る日に自転車を利用すると、晴れている日よりも移動にかかる時間が2倍近くに伸びることがあります。

雨により路面が滑りやすくなり、通常速度を出しにくくなるため、いつもなら20分で到着する場所も、40~50分かかることがあります。

雨天の際は、通常よりも早めに出かけることを推奨します。

 

移動する時間帯

自転車は道路交通法により軽車両とみなされ、基本的には車道を使用することが規定されています。

そのため、朝夕のラッシュ時のように交通量が多い時間帯は、スピードが出せなかったり、信号待ちが増えたりして、所要時間が長くなりがちです。

 

信号と坂道の影響

都市部では信号が多く、頻繁に停止が必要になることがあります。

さらに、日本では地形が平坦でない場所が多く、坂道に遭遇する機会も多いです。

急坂では自転車を押して進む必要が出てくることもあり、その場合、徒歩での移動と同じくらいの時間がかかることもあります。

坂道による速度の低下は予想以上に大きいため、移動計画を立てる際には、徒歩と自転車の時間を比較してみるのも良いでしょう。

 

歩くことと自転車を使うことのカロリー消費量の差

同じ距離を移動する場合でも、歩行は自転車に乗るよりも多くのカロリーを消費することが知られています。

一般的に、自転車での活動によるカロリー消費は歩行時の約3分の1とされています。

これは、同じ距離を歩くことで、自転車を使う場合の約3倍のカロリーを消費し、より高いダイエット効果が期待できるということです。

時間に余裕があって、体重の管理が気になる方には、ダイエットの選択肢として歩行を推奨します。

これは、単に体形を整えるだけでなく、全体的な健康向上にも繋がります。

 

徒歩や自転車通勤のメリットについて

徒歩や自転車による移動の多くの利点は、まだあまり知られていないかもしれません。

公共交通を利用する方々も、この情報を知ることで、移動の仕方を見直したくなる可能性があります。

 

公共交通の制約から解放される

最大のメリットは、「スケジュールに縛られることなく自由に移動できる」点です。

電車やバスを使う場合、時刻表に従って行動する必要がありますが、通勤や通学だけでなく、帰宅時も最後の電車やバスの時間を気にしなければなりません。

しかし、徒歩や自転車であれば、自分の好きな時間に出かけることができ、ピーク時間の混雑を避けることができます。

 

交通費の節約

学生などでは、交通費が大きな負担となることがあります。

しかし、徒歩や自転車を選択すれば、その出費はゼロになります。

一見すると小さな節約かもしれませんが、日々の積み重ねで大きな節約につながります。

節約したお金で趣味や食事を楽しむこともできます。

 

フィットネスへの効果

自転車に限らず、歩行にもフィットネス効果があります。

自転車は脂肪の効率的な燃焼を促し、関節や筋肉への負担も少ないです。

歩行は体重を足で支えながら進むため、体への負担がかかりますが、それによってカロリー消費を促進します。

電車やバスを使うよりも、歩いたり自転車に乗ったりする方が、はるかに多くのエネルギーを消費します。

これは、健康的なダイエットを短期間で実現したい人にとって、最適な選択です。

 

達成感の獲得

自転車ダイエットをする際、遠くの目標地を定めることができます。

そうすることで、探索範囲が拡がり、多くの場所へ挑戦する機会が増え、それに伴い達成感を感じやすくなります。

歩きながらでは、途中の風光明媚な景色を楽しみつつ、「今日はあの公園まで行く」といった小さな目標を設定することもできます。

遠出が容易になるほど、達成した時の喜びや体力の増進が、日々の生活における動機づけにも繋がります。

 

まとめ

徒歩で1時間の距離を自転車で約20分で行けることを知っておくと、移動時間を計画する際に非常に便利です。

しかし、天候が悪い場合などは、予定時間に10分程度の余裕を見ておくことが賢明です。

移動方法として自転車が常に最適とは限らないため、目的地へのストレスの少なさや往復の快適性を考慮して、徒歩か自転車かを選択することが大切です。

自分に合った方法を見つけてください。