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ミモザは植えてはいけない?庭木のデメリットや鉢植えでの育て方を紹介!

ミモザは植えてはいけない?庭木のデメリットや鉢植えでの育て方を紹介!
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多くの人が、新築の家や記念日に庭に植物を植えるのを楽しんでいます。

その中には、鮮やかな黄色の花を咲かせるミモザを選ぶ方もいます。

ミモザは美しいことから多くの人に愛されていますが、私は自宅の庭に植えてはいけないとも言われていますが本当なのでしょうか?

庭木のデメリットや鉢植えでの育て方も一緒に紹介していきます。

今回は「ミモザは植えてはいけない?庭木のデメリットや鉢植えでの育て方を紹介!」と題してお届けします。

 

ミモザは植えてはいけない?

一般にミモザと呼ばれているこの植物は、正式には「アカシア」という名前です。

日本では「ギンヨウアカシア」としても知られ、寒さに強く、手入れが比較的簡単です。

しかし、ミモザを庭に植えることにより、以下のような問題が発生する可能性があります。

 

予想外の大きさ

ミモザ(ギンヨウアカシア)は寒さに強いだけでなく、急速に成長するという特性も持っています。

この植物は成長すると、高さが約5~10メートルに達することもあり、これは二階建ての家と同等かそれ以上です。

そのため、見た目の美しさだけで選んだ場合、予想以上に大きくなり、手に負えなくなることがあります。

 

成長は早いが根は弱い

ミモザは急速に成長する一方で、意外と根は弱いです。

特に植え付け直後は、支柱がないと強風で倒れやすくなります。

剪定は7月の花が終わる頃に行いますが、9月の台風シーズンまでに枝が再び伸びることが多いです。

このため、台風対策として倒木の予防が非常に重要になります。

 

雪の重みに弱いミモザ

ミモザは耐寒性があるものの、雪の重みには注意が必要です。

積もった雪の重さで枝が折れたり、植物が倒れたりするリスクがあります。

日本で鮮やかな黄色の花を咲かせるミモザを育てる際は、台風や雪のような自然の脅威に一年中気を配る必要があります。

特に成長したミモザが倒れることは、恐ろしい事態と言えます。

 

ミモザの剪定は繊細な作業

ミモザは植えてから1~3年で花を咲かせることが多いですが、花が咲かないこともあります。

これは、間違って花芽のある枝を剪定してしまっている可能性があります。

強風や雪による倒木のリスクを抱えるミモザでは、枯れ枝や長い枝を適切に間引く剪定が必要です。

支柱の設置と共に、どの枝を切るかを選ぶ剪定作業は、ミモザの健康な成長にとって非常に重要です。

 

害虫のリスクがある

ミモザの栽培においては、イセリアカイガラムシやミノガといった害虫対策は欠かせません。

イセリアカイガラムシはミモザの樹液を吸い、その排泄物がすす病の原因になることがあります。

また、この排泄物がスズメバチなどの他の昆虫を引き寄せるリスクもあり、害虫駆除は常に重要です。

 

ミモザを鉢植えでの育て方

以下に、鉢植えでのミモザの育て方について具体的な手順を紹介します。

 

植え付けの適切な時期

ミモザを鉢植えにするのに最も適した時期は、暖かくなる4月から5月にかけてです。

鉢植え後は移動が難しいため、将来の成長を見越して植えることが大切です。

 

支柱の使用

購入したばかりのミモザの苗は根が切られており、幹と根が安定していない状態です。

植えるときに支柱を設置することをお勧めします。

支柱を使用することで、鉢内でのミモザの安定性が高まり、風や雨による倒れのリスクが軽減されます。

以下に、ミモザの鉢植えの植え替えと収穫の方法を説明します。

 

植え替えの適切な時期

水やりをしても土がすぐに乾くようになったり、水やりの頻度が増えたりした場合は、根が鉢に詰まっているサインです。

そんなときは、今よりも大きめの鉢への植え替えが適切です。

植え替える際には、枯れている根を取り除くと良いでしょう。

 

ミモザの収穫とその活用法

ミモザの花が枯れずに新鮮なうちに切り取り、家の中に飾ると素敵です。

花瓶に生けることで、お部屋が明るくなります。

さらに、ミモザはドライフラワーにするのに向いています。

革ひもやリボンを用いてリースやスワッグを作るのも楽しいですし、家でドライフラワー作りに挑戦するのもお勧めです。

以下に、ミモザの剪定のタイミングと方法、および小型で育てるための技術について説明します。

 

剪定の適切な時期と方法

ミモザを毎年きれいに咲かせるためには剪定が必要です。

ミモザは剪定に強い樹木です。

花が茶色く変色し始めたら剪定のタイミングです。

ただし、冬の寒い期間に剪定すると木が枯れる可能性があるので注意が必要です。

剪定の際には、木の硬さに合わせた木ばさみや剪定ばさみを用意しましょう。

太い枝にはノコギリが必要になることもあります。

 

小さく育てる技術:芯止め

ミモザを大きく育てたくない場合は、芯止めが効果的です。

これは、木の主幹(一番太い幹)の上部を切り取ることを指します。

この方法を用いることで、木の成長を抑制し、小さく保つことができます。

また、木をより丈夫にしたい場合にも、芯止めは有効な手段となります。

 

透かし剪定における枝の選択方法

ミモザの枝を適切に間引くことで、日光がより多く届き、植物が健康的に成長します。

また、透かし剪定は、強風による枝の破損リスクも減らします。

透かし剪定をする際は、樹木の上部から始め、剪定する枝を選んでいきましょう。

元気がなさそうな枝や、病気の兆しを見せている枝は除去します。

枝を切る際には、花芽がどこにあるかや、樹木の形のバランスにも配慮すると、剪定の効果が高まります。

 

ミモザを育てるときのポイント

ミモザを栽培する際にはいくつかの課題がありますが、美しい花を庭で楽しみたいと考える人もいます。

ミモザを植える前に考えるべき重要なポイントがいくつかあります。

特に、ミモザは成長すると約10メートルにもなるため、植えるスペースの広さが非常に重要です。

また、倒木のリスクを考慮し、風通しの良い場所を選ぶことも大切です。

ミモザを植える場所を選ぶ際には、これらの点を十分に検討する必要があります。

 

狭いスペースでもミモザを育てる方法

庭が狭い場合でも、鉢植えでミモザを育てることができます。

鉢植えにすることで根の成長を制限し、植物の成長速度を抑えることが可能です。

しかし、「根詰まり」を防ぐことが重要です。

根詰まりが起こると、葉が急に落ちることや植物が枯れることもあります。

ミモザが鉢のサイズに達したら、より大きな鉢に移植する必要があります。

 

手入れが大変なミモザは考え直した方が良い

ミモザのお手入れは簡単ではないです。

苗の段階では定期的な水やりが必要ですが、成長すると自然に大きくなります。

一方で、適切な手入れを怠ると、強風や雪による倒木のリスクが高まります。

また、成長すると剪定が難しくなり、専門家の手を借りる必要が出てくるかもしれません。

手入れが面倒と感じる場合は、ミモザの栽培を再考することが良いでしょう。

 

ミモザは植えてはいけない理由まとめ

鮮やかな黄色い花が特徴のミモザは、庭木としても人気が高いです。

しかし、実際に庭に植えると、管理には様々な注意が必要になり、植えてはいけないという声もあります。

特に、ミモザの速い成長と倒木の危険性は重要な懸念点です。

家や車の近くにミモザを植える場合は、倒れるリスクを考慮する必要があります。

そのため、ミモザをシンボルツリーとして庭に植える際には、十分なスペースの確保が大切です。

庭木のデメリットもありますが、ミモザの美しさを楽しむためには、これらの点を育て方をきちんと考慮することが重要です。

以上「ミモザは植えてはいけない?庭木のデメリットや鉢植えでの育て方を紹介!」と題してお届けしました。